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両股
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ふたまた
ふりがな文庫
“
両股
(
ふたまた
)” の例文
旧字:
兩股
二抱
(
ふたかか
)
へもある赤松の、幹
両股
(
ふたまた
)
になりたる処に、一匹の黒猿昇りゐて、
左手
(
ゆんで
)
に黒木の弓を持ち、
右手
(
めて
)
に青竹の矢を採りて、なほ二の矢を
注
(
つが
)
へんとせしが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
其時
(
そのとき
)
はこの
時雨榎
(
しぐれえのき
)
の
枝
(
えだ
)
の
両股
(
ふたまた
)
になつてる
処
(
ところ
)
に、
仰向
(
あをむけ
)
に
寝転
(
ねころ
)
んで
居
(
ゐ
)
て、
烏
(
からす
)
の
脛
(
あし
)
を
捕
(
つかま
)
へた、それから
畚
(
ふご
)
に
入
(
い
)
れてある、あのしめぢ
蕈
(
たけ
)
が
釣
(
つ
)
つた、
沙魚
(
はぜ
)
をぶちまけて、
散々
(
さんざ
)
悪巫山戯
(
わるふざけ
)
をした
揚句
(
あげく
)
が
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
股
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“両”で始まる語句
両
両親
両人
両手
両方
両肱
両側
両眼
両国
両掌