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下情
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かじやう
ふりがな文庫
“
下情
(
かじやう
)” の例文
エヽ
当今
(
たゞいま
)
の
華族様
(
くわぞくさま
)
とは
違
(
ちが
)
ひまして、今を
去
(
さ
)
ること三十
余年前
(
よねんぜん
)
、
御一新頃
(
ごいつしんごろ
)
の
華族様故
(
くわぞくさまゆゑ
)
、まだ
品格
(
ひん
)
があつて、
兎角
(
とかく
)
下情
(
かじやう
)
の
事
(
こと
)
にはお
暗
(
くら
)
うござりますから、
何事
(
なにごと
)
も
御近習任
(
ごきんじゆまか
)
せ。殿
華族のお医者
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
連
(
つれ
)
て
兩國
(
りやうごく
)
淺草等
(
あさくさとう
)
又は所々の
縁日
(
えんにち
)
熱閙場
(
さかりば
)
へ日毎に
出歩行
(
であるき
)
給ひければ
自然
(
しぜん
)
と
下情
(
かじやう
)
に通ず
萬端
(
ばんたん
)
如才
(
じよさい
)
なく成給へり程なく一ヶ年も
過
(
すぎ
)
將監も
江戸
(
えど
)
在勤
(
ざいきん
)
の年限
果
(
はて
)
ければ又も徳太郎君を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕