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一風
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いつぷう
ふりがな文庫
“
一風
(
いつぷう
)” の例文
この
頃
(
ころ
)
の
先輩
(
せんぱい
)
に、
名高
(
なだか
)
い
西行法師
(
さいぎようほうし
)
といふ
人
(
ひと
)
があります。
御存
(
ごぞん
)
じのとほり、
世捨
(
よす
)
て
人
(
びと
)
として
一風
(
いつぷう
)
變
(
かは
)
つた、
靜
(
しづ
)
かな、さびしい
歌
(
うた
)
を
作
(
つく
)
つたといはれてゐます。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
その
他
(
ほか
)
フランスの
洞穴
(
ほらあな
)
には、これとよく
似
(
に
)
た
繪
(
え
)
や、
少
(
すこ
)
し
趣
(
おもむき
)
を
異
(
こと
)
にする
繪
(
え
)
が、
無數
(
むすう
)
にありますが、
一風
(
いつぷう
)
變
(
かは
)
つた
描
(
か
)
き
方
(
かた
)
で
舊石器時代
(
きゆうせつきじだい
)
の
繪
(
え
)
と
認
(
みと
)
められるものは
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
上滝
(
かうたき
)
のお父さんの命名なりと言へば、
一風
(
いつぷう
)
変りたる名を好むは遺伝的趣味の一つなるべし。書は中々
巧
(
たく
)
みなり。歌も句も
素人
(
しろうと
)
並みに作る。「
新内
(
しんない
)
に
下見
(
したみ
)
おろせば
燈籠
(
とうろ
)
かな」
学校友だち
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
西洋各國
(
せいようかつこく
)
にあるいろ/\の
博物館
(
はくぶつかん
)
の
中
(
うち
)
で、
一風
(
いつぷう
)
變
(
かは
)
つた
特色
(
とくしよく
)
があつて
非常
(
ひじよう
)
に
面白
(
おもしろ
)
く
感
(
かん
)
じたのは、ヨーロッパのスエーデン
國
(
こく
)
のストックホルムにある
民俗博物館
(
みんぞくはくぶつかん
)
であります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
“一風”の意味
《名詞》
一吹きの風。
一つの様式や流儀。
他と少し違った所や趣き。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“一風”で始まる語句
一風呂
一風宗匠
一風呂敷
一風変
一風情
一風毎
一風骨