“下見”の読み方と例文
読み方割合
したみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は主人の案内でひととおり牛の下見したみをする。むろん巡査がひとりついてくる。牛疫の牛というのは黒毛の牝牛赤白斑まだらの乳牛である。
去年 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
お磯の身売りについて、お葉は玉の下見したみに行った。その帰りの船が次郎兵衛と一緒であったので、互いに心安くなった。
『五月も近いので、加茂の下見したみに行らっしゃるのであろう。諸国の馬が、たくさんに、のぼったからの』