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一昨日
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をとつひ
ふりがな文庫
“
一昨日
(
をとつひ
)” の例文
一昨日
(
をとつひ
)
の
晩
(
ばん
)
宵
(
よひ
)
の
口
(
くち
)
に、
其
(
そ
)
の
松
(
まつ
)
のうらおもてに、ちら/\
灯
(
ともしび
)
が
見
(
み
)
えたのを、
海濱
(
かいひん
)
の
別莊
(
べつさう
)
で
花火
(
はなび
)
を
焚
(
た
)
くのだといひ、
否
(
いや
)
、
狐火
(
きつねび
)
だともいつた。
星あかり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
新調の背廣姿を見上げ見下しされたのは、實に
一昨日
(
をとつひ
)
の秋風すずろに蒼古の市に吹き渡る穩やかな
黄昏時
(
たそがれどき
)
であつた。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
一昨日
(
をとつひ
)
の晩は越前屋の歸り、柳原でいきなり暗闇から白刄で突つかけられ、
跣足
(
はだし
)
になつて逃げ出したし、昨夜は家へ押込みが入つて、すんでの事に寢首を掻かれるところだつたし
銭形平次捕物控:149 遺言状
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
丁度
一昨日
(
をとつひ
)
の事であつた。正午前五分間と云ふ時、東の丘陵の巓に妙な物が見えた。
十三時
(新字旧仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
「山の
峡
(
かひ
)
そことも見えず
一昨日
(
をとつひ
)
も昨日も今日も雪の降れれば」(同・三九二四)を作り、大伴家持は、「大宮の内にも
外
(
と
)
にも光るまで
零
(
ふ
)
らす白雪見れど飽かぬかも」(同・三九二六)を作って居る。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
一昨日
(
をとつひ
)
樹木とその葉:09 枯野の旅
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
新調の背広姿を見上げ見下しされたのは、実に
一昨日
(
をとつひ
)
の秋風すずろに蒼古の市に吹き渡る穏やかな
黄昏時
(
たそがれどき
)
であつた。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“一昨日”の意味
《名詞》
一昨日(おととい、おとつい、いっさくじつ、いっさくにち)
今日より二日前であり、一昨昨日の次の日。
(出典:Wiktionary)
“一昨日”の解説
一昨日(いっさくじつ、おととい、おとつい、en: day before yesterday)とは、昨日の前の日、すなわち今日より2日前の日である。
(出典:Wikipedia)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
昨
常用漢字
小4
部首:⽇
9画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“一昨”で始まる語句
一昨年
一昨々日
一昨夜
一昨々年
一昨昨日
一昨
一昨晩
一昨昨夜