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一宿
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ひとよ
ふりがな文庫
“
一宿
(
ひとよ
)” の例文
かれここにその姉は、いと
醜
(
みにく
)
きに因りて、見
畏
(
かしこ
)
みて、返し送りたまひて、ただその
弟
(
おと
)
木
(
こ
)
の
花
(
はな
)
の
佐久夜
(
さくや
)
賣毘を留めて、
一宿
(
ひとよ
)
婚
(
みとあたは
)
しつ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
二〇
一宿
(
ひとよ
)
を
供養
(
くやう
)
して
二一
罪を
贖
(
あがな
)
ひたてまつらんと、
二二
礼
(
ゐやま
)
ひて奥の方に迎へ、こころよく食をもすすめて
饗
(
もてな
)
しけり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
ここに詔りたまはく、「佐久夜毘賣、
一宿
(
ひとよ
)
にや妊める。こは我が子にあらじ。かならず國つ神の子にあらむ」とのりたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
一〇八
ひたすら
一宿
(
ひとよ
)
をかし給へ。あるじの僧云ふ。かく野らなる所は
一〇九
よからぬ事もあなり。
強
(
し
)
ひてとどめがたし。
一一〇
強ひてゆけとにもあらず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
大きなる家の
九
賑
(
にぎ
)
ははしげなるに立ちよりて
一宿
(
ひとよ
)
をもとめ給ふに、
田畑
(
たばた
)
よりかへる男
等
(
ら
)
、
黄昏
(
たそがれ
)
にこの僧の立てるを見て、大きに
怕
(
おそ
)
れたるさまして、山の鬼こそ来りたれ
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
▼ もっと見る
ここにその御子、
肥長
(
ひなが
)
比賣に
一宿
(
ひとよ
)
婚ひたまひき。かれその
美人
(
をとめ
)
を
竊伺
(
かきま
)
みたまへば、
蛇
(
をろち
)
なり。すなはち見畏みて遁げたまひき。ここにその
肥長
(
ひなが
)
比賣
患
(
うれ
)
へて、海原を
光
(
て
)
らして船より追ひ
來
(
く
)
。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥