“佐久夜”の読み方と例文
読み方割合
さくや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれここにその姉は、いとみにくきに因りて、見かしこみて、返し送りたまひて、ただそのおとはな佐久夜さくや賣毘を留めて、一宿ひとよみとあたはしつ。
ここに、「誰が女ぞ」と問ひたまへば、答へ白さく、「大山津見おほやまつみの神の女、名は神阿多都かむあたつ比賣。またの名ははな佐久夜さくや毘賣とまをす」
ここに今石長いはなが比賣を返さしめて、はな佐久夜さくや毘賣をひとり留めたまひつれば、天つ神の御子の御壽みいのちは、木の花のあまひのみましまさむとす