“北佐久”の読み方と例文
読み方割合
きたさく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だからすき間からのぞいて見ると、岩の下に今でも井の形が少し見えるといいました。(信濃奇勝録。長野県北佐久きたさく郡三井村)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
牛蒡ごぼう人参にんじんなどの好い野菜を出す土地だ。滋野は北佐久きたさくの領分でなく、小県ちいさがたの傾斜にある農村で、その附近の村々から通って来る学生も多い。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
この申し合わせに加わる村々は、北佐久きたさく、南佐久の方面で七十四か村にも及んでいる。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)