“佐久良”の読み方と例文
読み方割合
さくら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千曲川ちくまがわのスケッチ」と題したのもその時であった。大正一年の冬、佐久良さくら書房から一巻として出版したが、それが小冊子にまとめてみた最初の時であった。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
小説家よ!……天晴あっぱれ、と一つあおいでやろうと、扇子を片手に、当時文界の老将軍——佐久良さくら藩の碩儒せきじゅで、むかし江戸のお留守居と聞けば、武辺、文道、両達の依田よだ学海翁が
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)