“とだえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
杜絶50.0%
中絶25.0%
途絶25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大日輪がご病気になられたのだから見ると悪い——その意はこの日に何か人の命にさわる毒が降るともいうので——人の通りが全く杜絶とだえた。木も悲しめば、草も悲しむという。
不思議な鳥 (新字新仮名) / 小川未明(著)
たどりすぎ人の心にとげぞ有る殼枳寺からたちでら切道きりどほし切るゝ身とは知らずともやがて命は仲町と三次は四邊あたり見廻すにしのばずと云ふ名は有りといけはたこそ窟竟くつきやうの所と思へどまだ夜もあさければ人の往來ゆききたえざる故山下通り打過て漸々やう/\思ひ金杉と心の坂本さかもとどほこし大恩寺だいおんじまへへ曲り込ば此處は名におふ中田圃なかたんぼ右も左りも畔道あぜみちにて人跡じんせきさへも途絶とだえたる向ふは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)