“ステエシヨン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
停車場90.0%
毎日停車場10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
併し又一転して考へて見ると、やはり停車場ステエシヨンへ行つた方が好いやうに思はれる。行つて、あいつの来ないのを見て遣らうと思ふのである。
駆落 (新字旧仮名) / ライネル・マリア・リルケ(著)
かべ天井てんじやうゆきそらのやうにつた停車場ステエシヨンに、しばらくかんがへてましたが、あま不躾ぶしつけだとおのれせいして、矢張やつぱ一旦いつたん宿やどことにしましたのです。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
世界の偉人がこの馬車に乗つて毎日停車場ステエシヨン船乗場ふなのりばかれるのであると思ふ時、右の肱掛の薄茶色のきれがほつれかかつたのもたつとく思はれた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)