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れんれん
ふりがな文庫
“れんれん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
恋々
75.9%
漣々
10.3%
恋恋
3.4%
憐々
3.4%
瀲々
3.4%
連々
3.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恋々
(逆引き)
二千年の昔から不意に呼び出された影の、
恋々
(
れんれん
)
と遠のく
後
(
あと
)
を追うて、小野さんの心は
杳窕
(
ようちょう
)
の境に
誘
(
いざな
)
われて、二千年のかなたに引き寄せらるる。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
れんれん(恋々)の例文をもっと
(22作品)
見る
漣々
(逆引き)
彼
(
か
)
の紙の冠を
攫
(
つか
)
み取りて、引破りて地に
抛
(
なげう
)
ち、
漣々
(
れんれん
)
たる涙を
止
(
とど
)
めもあえず、何たる御房ぞや、尊くも仏弟子となりたまいながら、祓戸の神の忌みたまうとて如来の忌みたまうことを忘れて
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
れんれん(漣々)の例文をもっと
(3作品)
見る
恋恋
(逆引き)
そのかわりに
壮
(
わか
)
い
和尚
(
おしょう
)
に頼んで手紙を夫人の
許
(
もと
)
へ送り、その返書を得て朝晩にそれを読みながら、
僅
(
わず
)
かに
恋恋
(
れんれん
)
の
情
(
じょう
)
を慰めていた。
悪僧
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
れんれん(恋恋)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
憐々
(逆引き)
鈴慕
(
れいぼ
)
の
曲
(
きょく
)
。
夫
(
つま
)
を恋う
女鹿
(
めじか
)
の想いを
憐々
(
れんれん
)
と
竹枝
(
ちくし
)
のほそい孔から聞くような鈴慕の哀譜であった。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
れんれん(憐々)の例文をもっと
(1作品)
見る
瀲々
(逆引き)
すると
是
(
こ
)
は如何に、眼の前は
茫々漠々
(
ぼうぼうばくばく
)
として何一ツ見えず、イヤ何一ツ見えないのでは無い、唯是れ漫々洋々として、
大河
(
だいが
)
の如く大湖の如く
大海
(
だいかい
)
の如く、
漪々
(
いい
)
たり
瀲々
(
れんれん
)
たり、
汪々
(
おうおう
)
たり
滔々
(
とうとう
)
たり
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
れんれん(瀲々)の例文をもっと
(1作品)
見る
連々
(逆引き)
まだ本当に正気には返らないで、
昏倒
(
こんとう
)
から
醒
(
さ
)
めかかった瞬間の心持は、
連々
(
れんれん
)
として蜜のように甘い。
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
れんれん(連々)の例文をもっと
(1作品)
見る
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