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はらはら
ふりがな文庫
“はらはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
飜々
28.6%
惴々
14.3%
滂沱
14.3%
漣々
14.3%
潸然
14.3%
龍鍾
14.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飜々
(逆引き)
此に
悚然
(
ぞっ
)
とした
状
(
さま
)
に、一度すぼめた袖を、はら/\と翼の如く
搏
(
たた
)
いたのは、紫玉が、
可厭
(
いとわ
)
しき
移香
(
うつりが
)
を払ふとともに、高貴なる鸚鵡を思ひ切つた、安からぬ胸の波動で、
尚
(
な
)
ほ
且
(
か
)
つ
飜々
(
はらはら
)
とふるひながら
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
はらはら(飜々)の例文をもっと
(2作品)
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惴々
(逆引き)
「余り蒲田が
手酷
(
てひど
)
い事を為るから、僕も、さあ、それを案じて、
惴々
(
はらはら
)
してゐたぢやないか。嘉納流も可いけれど、
後前
(
あとさき
)
を考へて遣つてくれなくては
他迷惑
(
はためいわく
)
だらうぢやないか」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
はらはら(惴々)の例文をもっと
(1作品)
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滂沱
(逆引き)
やがて彼は何の得るところや有りけん、
繁
(
しげ
)
き涙は
滂沱
(
はらはら
)
と
頬
(
ほほ
)
を伝ひて
零
(
こぼ
)
れぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
はらはら(滂沱)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
漣々
(逆引き)
女の目よりは
漣々
(
はらはら
)
と
零
(
こぼ
)
れぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
はらはら(漣々)の例文をもっと
(1作品)
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潸然
(逆引き)
阿駒は
潸然
(
はらはら
)
と涙を落し
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
はらはら(潸然)の例文をもっと
(1作品)
見る
龍鍾
(逆引き)
と言ひ乍ら握つたものを出すと、俯いたお利代の膝に
龍鍾
(
はらはら
)
と
霰
(
あられ
)
の様な涙が落ちる。と見ると智恵子はグツと胸が迫つた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
はらはら(龍鍾)の例文をもっと
(1作品)
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