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漣々
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れんれん
ふりがな文庫
“
漣々
(
れんれん
)” の例文
同時に、湖面の一点に、ざんぶと音がして、そのあたり一面に水煙が立ったかと見ると、
漣々
(
れんれん
)
として、そこに波紋が、
韓紅
(
からくれない
)
になってゆく異様の現象が起りました。
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
彼
(
か
)
の紙の冠を
攫
(
つか
)
み取りて、引破りて地に
抛
(
なげう
)
ち、
漣々
(
れんれん
)
たる涙を
止
(
とど
)
めもあえず、何たる御房ぞや、尊くも仏弟子となりたまいながら、祓戸の神の忌みたまうとて如来の忌みたまうことを忘れて
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
泣血
漣々
(
れんれん
)
として、思う所を
竭
(
つく
)
す
能
(
あた
)
わざるなり。頑児矩方、泣血拝白。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
漣
漢検準1級
部首:⽔
14画
々
3画
“漣”で始まる語句
漣
漣漪
漣波
漣山人
漣立
漣子
漣雲
漣太夫