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もゝたに
ふりがな文庫
“もゝたに”の漢字の書き方と例文
語句
割合
桃谷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桃谷
(逆引き)
そこン
処
(
とこ
)
は
梅林
(
ばいりん
)
で
上
(
うへ
)
の
山
(
やま
)
が
桜
(
さくら
)
の
名所
(
めいしよ
)
で、
其
(
その
)
下
(
した
)
に
桃谷
(
もゝたに
)
といふのがあつて、
谷間
(
たにあひ
)
の
小流
(
こながれ
)
には、
菖浦
(
あやめ
)
、
燕子花
(
かきつばた
)
が
一杯
(
いつぱい
)
咲
(
さ
)
く。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
秋
(
あき
)
、
冬
(
ふゆ
)
、
遊山
(
ゆさん
)
に
来
(
く
)
る、
桜山
(
さくらやま
)
も、
桃谷
(
もゝたに
)
も、あの
梅林
(
ばいりん
)
も、
菖蒲
(
あやめ
)
の
池
(
いけ
)
も
皆
(
みんな
)
父様
(
とつちやん
)
ので、
頬白
(
ほゝじろ
)
だの、
目白
(
めじろ
)
だの、
山雀
(
やまがら
)
だのが、この
窓
(
まど
)
から
堤防
(
どて
)
の
岸
(
きし
)
や、
柳
(
やなぎ
)
の
下
(
もと
)
や、
蛇籠
(
じやかご
)
の
上
(
うへ
)
に
居
(
ゐ
)
るのが
見
(
み
)
える
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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