“むざむざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無残々々50.0%
無惨々々16.7%
無惨〻〻16.7%
無残無残16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無残々々むざむざと人に話すには、惜いような昨夕ゆうべであったが、いっそ長田に話して了って、岡嫉きの気持をやわらがした方が可い。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
将来有為の男児をば無残々々むざむざ浮世の風にさらし、なお一片可憐かれんなりとのこころも浮ばず、ようよう尋ね寄りたる子を追い返すとは、何たる邪慳じゃけん非道ひどうの鬼ぞやと
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
また今更いまさらかんがえれば旅行りょこうりて、無惨々々むざむざあたら千えんつかてたのはいかにも残念ざんねん
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
武蔵野の特色なる雑木山を無惨〻〻むざむざ拓かるゝのは、儂にとっては肉をがるゝおもいだが、生活がさすわざだ、詮方せんかたは無い。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
そうして俺に刃向って、大騒動を起すようにしてくれ。こんな珍らしい化物を無残無残むざむざと殺しては、面白い話しの種が無くなる。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)