“みめぐみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御恵38.5%
御惠15.4%
15.4%
御慈7.7%
恩恵7.7%
祝福7.7%
聖惠7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「イエス・クリストよ。神の子よ。我等に御恵みめぐみを垂れ給へ。」先づかう唱へて、それからじゆを一つじゆした。頌がまだをはらぬうちに、どこからか雀が一羽飛んで来て地の上に下りた。
敷浪しきなみ法喜ほふき傳へて御惠みめぐみに何日かははむ。
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
みめぐみ皇祖すめみおやかくみましき
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
あらたかな御慈みめぐみ深い観世音菩薩かんぜおんぼさつをまつってある寺々に、お札を打ってめぐるのであります。私もまた丁度その巡礼のように、四国の品々を追って歩きましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
養はれ侍りし恩恵みめぐみに答へまゐらすること無きは聊か口惜けれど、大叔母君の現世安穏後生善処げんぜあんのんごしやうぜんしよと必ず日〻に祈りて酬ひまゐらせん、又情ある人のたゞ一人侍りしが
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
我等のうけしそこなひをわれら誰にも赦すごとく、汝も我等の功徳くどくを見たまはず、聖惠みめぐみによりて赦したまへ 一六—一八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)