“みづくち”の漢字の書き方と例文
語句割合
水口100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしびれたか、きゆつときしむ……水口みづくちけると、ちやも、かまちも、だゞつぴろおほきなあな四角しかくならべて陰氣いんきである。引窓ひきまどす、なんかげか、うすあかりに一目ひとめると、くちびるがひツつツた。
夜釣 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
私はふと水口みづくちの土間に泥の附いた長靴があるのを見るのです。
遺書 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
かたかたく、あしがふるへて、その左側ひだりがはうち水口みづくちへ。……
夜釣 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)