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ほつさてき
ふりがな文庫
“ほつさてき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
發作的
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
發作的
(逆引き)
彼
(
かれ
)
の
擧動
(
きよどう
)
は
殆
(
ほとん
)
ど
發作的
(
ほつさてき
)
であつた。おつぎの
聲
(
こゑ
)
を
殺
(
ころ
)
して
泣
(
な
)
く
聲
(
こゑ
)
は
隙間
(
すきま
)
だらけな
戸
(
と
)
の
外
(
そと
)
に
絶
(
た
)
え/″\に
漏
(
も
)
れた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
私が云つたやうに彼は明るくなりはじめた。しかし、なほそれは
發作的
(
ほつさてき
)
にであつた。もしも一瞬の沈默が話の間に這入ると、彼は落着きを失つて、私に觸り、「ジエィン」と呼ぶのであつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
おつぎが
心
(
こゝろ
)
づいた
時
(
とき
)
勘次
(
かんじ
)
は
徒
(
いたづ
)
らにさうして
發作的
(
ほつさてき
)
に
汗
(
あせ
)
を
垂
(
た
)
らして
動
(
うご
)
いて
居
(
ゐ
)
るのを
見
(
み
)
た。おつぎの
心
(
こゝろ
)
も
屹
(
きつ
)
として
未
(
ま
)
だ
燃
(
も
)
えつゝある
火
(
ひ
)
に
移
(
うつ
)
つた。おつぎは
俄
(
にはか
)
に
自分
(
じぶん
)
の
萬能
(
まんのう
)
を
執
(
と
)
つて
勘次
(
かんじ
)
の
手
(
て
)
に
攫
(
つか
)
ませた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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