“ほしかげ”の漢字の書き方と例文
語句割合
星影100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、變化へんくわのない街道かいだう相變あいかはらず小川をがは沿うて、たひら田畑たはたあひだをまつぐにはしつてゐた。きりほとんあがつて、そらには星影ほしかげがキラキラとした。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
がけしたむぐらしげりて、星影ほしかげひるゆべくおどろ/\しければ、同宿どうしゆくひとたち渾名あだなしてりうヶ谷たにといふ。
逗子だより (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
若さを持てあまして、剣術に凝った。星影ほしかげ一刀流に、落葉おちば返しという別格の構えをひらいたのは、この若松屋惣七だ。それはいま、同流秘伝の一つに数えられた。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)