“ほかう”の漢字の書き方と例文
語句割合
歩行100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
置處おきどころないまでに、みぎから、ひだりから、みちをせばめられて、しめつけられて、ちひさく、かたくなつて、おど/\して、其癖そのくせさうとする勇氣ゆうきはなく、およ人間にんげん歩行ほかうに、ありツたけのおそさで
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
雪中歩行ほかう初編に其図そのづいだししが製作せいさくしるさず、ふたゝびそのつまびらかなるをしめす。
江戸の児曹こどもが春の遊は、女繍毬てまり羽子擢はごつき、男紙鴟たこあげざるはなし。我国のこどもは春になりても前にいへるごとく地として雪ならざる処なければ、歩行ほかうくるしく路上みちなかに遊をなす事すくなし。