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ふんしゆつぶつ
ふりがな文庫
“ふんしゆつぶつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
噴出物
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
噴出物
(逆引き)
かういふ
風
(
ふう
)
の
家屋被害
(
かおくひがい
)
と、
放射
(
ほうしや
)
された
噴出物
(
ふんしゆつぶつ
)
によつて
破壞
(
はかい
)
せられたサンピール
市街
(
しがい
)
の
零落
(
れいらく
)
とは
著
(
いちじる
)
しい
對象
(
たいしよう
)
である。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
火山
(
かざん
)
の
噴出物
(
ふんしゆつぶつ
)
は
固體
(
こたい
)
の
他
(
ほか
)
に
多
(
おほ
)
くの
氣體
(
きたい
)
がある。
水蒸氣
(
すいじようき
)
は
勿論
(
もちろん
)
、
炭酸瓦斯
(
たんさんがす
)
、
水素
(
すいそ
)
、
鹽素
(
えんそ
)
、
硫黄
(
いおう
)
からなる
各種
(
かくしゆ
)
の
瓦斯
(
がす
)
があり、
或
(
ある
)
ものは
燃
(
も
)
えて
青
(
あを
)
い
光
(
ひかり
)
を
出
(
だ
)
したともいはれてゐる。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
古
(
ふる
)
くは
貞觀年間
(
じようかんねんかん
)
、
近
(
ちか
)
くは
寶永四年
(
ほうえいよねん
)
にも
噴火
(
ふんか
)
して、
火口
(
かこう
)
の
下手
(
しもて
)
に
堆積
(
たいせき
)
した
噴出物
(
ふんしゆつぶつ
)
で
寶永山
(
ほうえいざん
)
を
形作
(
かたちづく
)
つた。
即
(
すなは
)
ち
成長期
(
せいちようき
)
にあつた
少女時代
(
しようじよじだい
)
の
富士
(
ふじ
)
も
一人
(
ひとり
)
の
子持
(
こも
)
ちになつたわけである。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
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