“ふうりゆう”の漢字の書き方と例文
語句割合
風流100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんなことはさておいて、このうたかんがへてゐるところは、ほんとうのことではありません。あなたがたのうちには、すでに風流ふうりゆうといふ言葉ことば御存ごぞんじなかたがありませう。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
さすがは人間にんげんだ、すこし窮屈きうくつ窮屈きうくつだが、それも風流ふうりゆうでおもしろいや。や、うみがみえるぞ、や、や、ふねふねだ。なんといふことだ。どももつれてくるんだつけな。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
広々ひろびろにわってはあるが、わずかに三かぞえるばかりの、茶室ちゃしつがかった風流ふうりゆう住居すまいは、ただ如何いかにも春信はるのぶらしいこのみにまかせて、いれがとどいているというだけのこと
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
かういふのが、風流ふうりゆううたといふのであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)