“びょうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
拍子57.1%
病死14.3%
廟祀7.1%
廟諡7.1%
眇視7.1%
藐視7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といって、拍子びょうしに五、六間もあとへ持ってゆかれれば、グッタリとしてあごの下が紫色になりおわるのは必然なこと。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それらのどくへびがすんでいるジャングルで病死びょうしした、おいのことをおもったのでした。
新しい町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
従って名馬を廟祀びょうしし、封官し、記念のために町を建てた外国の例を初めの項に出した。
しかるに廟諡びょうしを得たもうこと無く、正徳しょうとく万暦ばんれき崇禎すうていの間、事しば/\議せられて、しかついに行われず、みん亡び、しん起りて、乾隆けんりゅう元年に至って、はじめて恭憫恵きょうびんけい皇帝というおくりなを得たまえり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
我輩は今直ちにこれに断察を下すだけの知識と聡明とを欠いているけれども、これが眇視びょうしし去るべからざる大問題であることだけは確実に認めている。
婦人問題解決の急務 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
私たちは現に一日の中にも個人本位の生活をして他の二つの生活を藐視びょうししている幾刹那もしくは幾時間があります。
三面一体の生活へ (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)