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ひきむ
ふりがな文庫
“ひきむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
引剥
50.0%
引向
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引剥
(逆引き)
偏
(
ひとへ
)
にこの君を奉じて
孤忠
(
こちゆう
)
を全うし、美と富との勝負を唯一戦に決して、紳士の憎き
面
(
つら
)
の皮を
引剥
(
ひきむ
)
かん、と
手薬煉
(
てぐすね
)
引いて待ちかけたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
大地を蹴つて飛上がつたと見るや、平次の手は伸びて武士の面上から、サツと覆面を
引剥
(
ひきむ
)
いたのです。
銭形平次捕物控:068 辻斬綺談
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ひきむ(引剥)の例文をもっと
(2作品)
見る
引向
(逆引き)
言
(
ことば
)
に
引向
(
ひきむ
)
けられたやうに、三
人
(
にん
)
の
並
(
なら
)
んだ
背後
(
うしろ
)
を
拾
(
ひろ
)
つて、
坂下
(
さかした
)
から、
上
(
うへ
)
の
町
(
まち
)
へ、トづらりと
視
(
み
)
ると……
坂上
(
さかがみ
)
は
今夜
(
こんや
)
はじめて
此
(
こ
)
の
路
(
みち
)
を
通
(
とほ
)
るのではない。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
首
(
くび
)
を
引向
(
ひきむ
)
け
胸
(
むね
)
に
抱
(
いだ
)
いて、
血走
(
ちばし
)
つた
目
(
め
)
で
屹
(
きつ
)
と
其
(
そ
)
の
顔
(
かほ
)
を。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ひきむ(引向)の例文をもっと
(2作品)
見る
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