“ひつぱ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
引張90.9%
引剥4.5%
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
などゝ云ひながら、袖を引張ひつぱつたり、帽子を取つて又ポンとかぶせたり、ちやうさいばうにされて……ミハイロはうろ/\する。
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)
突然だしぬけに夜具を引剥ひつぱぐ。夫婦ふうふの間とはいえ男はさすが狼狙うろたえて、女房の笑うに我からも噴飯ふきだしながら衣類きものを着る時、酒屋の丁稚でっち
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
私も内を出た方が都合が好いと思つたから、まあ言ふなりに成つて、例の処へひつぱられて行つたとお思ひなさい。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)