“はんぷく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハンプク
語句割合
半腹48.6%
反覆40.0%
叛服5.7%
反復2.9%
翻覆2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第一、麓という語いかがや、「心あてに見し」ところはすくなくも半腹はんぷくくらいの高さなるべきを、それを麓というべきや疑わしく候。
歌よみに与ふる書 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
さうしてきまつた理窟りくつ反覆はんぷくしてかせてるうちにはころりとちてしまふといふ呼吸こきふ内儀かみさんはつてるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
きょうまでは叛服はんぷく常なく、あしたに和を乞い、夕べには裏切り、始末の悪い存在だったが、秀吉の旗幟きしをいま眼前に見ると、ことごとく陣前に来て降順こうじゅんを約した。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
録音による遺書が、オートマティックに反復はんぷく放送されているのだった。
人情の翻覆はんぷく波瀾に似たり
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)