“はちがつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
八月100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この八月はちがつ十五日じゆうごにちにはてんからむかへのものるとまをしてをりますが、そのときには人數にんずをおつかはしになつて、つきみやこ人々ひと/″\つかまへてくださいませ
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
中村座なかむらざ市村座いちむらざやぐらにはまだ足場がかかっていたけれど、その向側の操人形座あやつりにんぎょうざ結城座ゆうきざ薩摩座さつまざの二軒ともに早やその木戸口に彩色の絵具さえ生々しい看板とあたる八月はちがつより興業する旨の口上こうじょうを掲げていた。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ある因縁いんねんがあつて、この世界せかいてゐるのですが、いまかへらねばならぬときになりました。この八月はちがつ十五夜じゆうごやむかへのひとたちがれば、おわかれしてわたし天上てんじようかへります。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)