“にんずう”の漢字の書き方と例文
語句割合
人数100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄宇迦斯えうかしは命がおいでになるのを待ち受けてってかかろうと思いまして、急いで兵たいを集めにかかりましたが、とうとう人数にんずうがそろわなかったものですから、いっそのこと
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
座元ざもとをはじめ、あらゆる芝居道しばいどう人達ひとたちはいうまでもなく、贔屓ひいき人々ひとびと出入でいりのたれかれと、百をえる人数にんずうは、仕切しきりなしにせて、さしも豪奢ごうしゃほこ住居すまいところせまきまでの混雑こんざつていたが
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
幸三こうぞうは、ひろいへやのうちに、あまり人数にんずうすくなく、社長しゃちょう少年しょうねん労働者ろうどうしゃばかりなのを、なんとなく不思議ふしぎかんじたのでありますが、もう時間じかんがたっているので、ひとたちは
新しい町 (新字新仮名) / 小川未明(著)