“によいりん”の漢字の書き方と例文
語句割合
如意輪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つかうへ趺坐ふざして打傾うちかたむいて頬杖ほゝづゑをした、如意輪によいりん石像せきざうがあつた。とのたよりのない土器色かはらけいろつきは、ぶらりとさがつて、ほとけほゝ片々かた/\らして、木蓮もくれんはな手向たむけたやうなかげした。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
人間にんげんまへとき如意輪によいりん御姿おすがたは、スツと松蔭まつかげやゝとほく、くらちひさくをがまれた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
まさしく如意輪によいりんあふせあつた……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)