“にめい”の漢字の書き方と例文
語句割合
二名100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一日(いちにち)も此塲(このば)を立去(たちさ)る事(こと)叶(かな)はねば、そこで私(わたくし)と、日出雄少年(ひでをせうねん)と、武村兵曹(たけむらへいそう)と、他(た)に二名(にめい)の水兵(すいへい)とが、鐵車(てつしや)に乘組(のりく)む事(こと)になつた。
私(わたくし)と二名(にめい)の水兵(すいへい)とは、餘(あま)りの憘(うれ)しさに一言(いちごん)も無(な)かつた。武村兵曹(たけむらへいそう)は何(なに)より前(さき)に自分(じぶん)の大失策(おほしくじり)を白状(はくじやう)して、頻(しき)りに頭(あたま)を掻(か)いた。
日出雄少年(ひでをせうねん)も二名(にめい)の水兵(すいへい)も默(もく)して一言(いちげん)なく、稻妻(いなづま)は終夜(よもすがら)吠(ほ)え通(とう)しに吠(ほ)えたので餘程(よほど)疲(つか)れたと見(み)え、私(わたくし)の傍(かたわら)に横(よこたは)つて居(を)る。