“にしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ニシン
語句割合
68.3%
30.2%
二心1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その小娘の十四になるのがにしんを一把持っていたが、橋の中央に往ったところで突然顛倒ひっくりかえって、起きた時には鰊はもう無かった。
堀切橋の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
此故このゆゑなまぐさにほひせて白粉おしろいかをりはな太平たいへい御代みよにては小説家せうせつか即ち文学者ぶんがくしやかず次第々々しだい/\増加ぞうかし、たひはなさともあれど、にしん北海ほつかい浜辺はまべ
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
君に似しさなりかしこき二心にしんこそ月を生みけめ日をつくりけめ
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)