“どちゆう”の漢字の書き方と例文
語句割合
土中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒲原郡五泉のざい一里ばかりに下新田しもしんでんといふ村あり。或年此村の者ども㕝ありて阿加川のきしほりしに、土中どちゆうより長さ三間ばかりの船を掘いだせり。
それから貝塚かひづかぎには、貝殼かひがら見當みあたらぬけれどもやはり人間にんげん住居じゆうきよしたあとえて石器せつきやその遺物いぶつ土中どちゆうはさまつてゐるところがありまするし、またそれをその百姓ひやくしようかへ
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
かへってのち時代じだいおほきな古墳こふんで、石棺せきかんなかれた人間にんげんほねまでくさつてゐるのが普通ふつうでありますのに、この棺桶かんをけもなく土中どちゆううづめた人間にんげんほねが、よくのこつてゐるのは一見いつけん不思議ふしぎかんぜられますが
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)