“どうけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
憧憬85.7%
同慶5.7%
同形4.3%
道契2.9%
銅檠1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして冷靜れいせいな藝術的鑑賞かんしやうは、熱烈ねつれつ生理せいり憧憬どうけいとなつて、人形にんぎやうにはたましいが入つた。何も不思議はないことだらう。周三だつて人間にんげんである。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
と僕は同慶どうけいの意を述べた。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
實物じつぶつぬから、勿論もちろん斷定だんてい出來できぬが、たる徳利とくりといふのは、加瀬かせ彌生式やよひしきのと同形どうけい同類どうるゐではなかつたらうか。
さんしているのを見ても、両者の間に、如何に深い道契どうけいがあったかが分ると思う。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
惲南田は銅檠どうけいの火を掻き立ててから、慇懃いんぎんに客を促した。
秋山図 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
惲南田うんなんでんは、さっきから銅檠どうけいほのおを眺めていた。
秋山図 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)