“同慶（どうけい）” の例文
（もし、両家が不和を解いて、事実に、和を示せば、たれよりも、北陸一円の庶民がほっとするだろう。同慶（どうけい）にたえないことだ）
新書太閤記：11 第十一分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
と僕は同慶（どうけい）の意を述べた。
親鳥子鳥 (新字新仮名) ／ 佐々木邦(著)
海部側の安井、土岐（とき）の二同心も、自分たちが、手を下すにいたらなかったことを同慶（どうけい）しあって
鳴門秘帖：05 剣山の巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
「同慶（どうけい）にたえません」
新書太閤記：11 第十一分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
「いや同慶（どうけい）、同慶」
私本太平記：10 風花帖 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)