“あこがれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
憧憬92.2%
係恋5.9%
2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天国でも、星の世界でも眼の前に引き寄せようとする、希望と憧憬あこがれに充ち満ちた少年らしい純情が響きあらわれていた。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
純白の広東縮緬カントン・クレエプの客間着に銀の帯を〆め憧憬あこがれに満ちたあどけない眼を見開きながら、希望の条々につき
猛烈な意志の力で、或るにがい、悲しい係恋あこがれじみたものの現はれようとするのを抑へてゐるらしく見える。
この寒さと闇と沈黙との全幅の画図が己の胸へ悲哀と係恋あこがれとを吹き込むのである。
雖然けれどもちかことはツて置くが、陰欝いんうつなのは俺の性分で、しよを讀むのと考へるのが俺の生命だ。丁度お前が浮世うきよ榮華えいぐわあこがれてゐるやうに、俺は智識慾にかつしてゐる………だから社交もいやなら、芝居見物も嫌さ。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)