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係恋
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あこがれ
ふりがな文庫
“
係恋
(
あこがれ
)” の例文
みんなが気の毒がつて、やつと拾つて来た木の実を、少しづゝ分けて遣りました。大方爺いさんは流浪人の
係恋
(
あこがれ
)
とでもいふやうな心持になつてゐたのでせう。
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
これまで対象のない
係恋
(
あこがれ
)
に襲われたことのあるに比べて見れば、この空想の戯れは度数も多く光彩も濃いので、純一はこれまで知らなかった苦痛を感ずるのである。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
久しく忘れたりしに、その
係恋
(
あこがれ
)
に我また襲はる。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
猛烈な意志の力で、或る
苦
(
にが
)
い、悲しい
係恋
(
あこがれ
)
じみたものの現はれようとするのを抑へてゐるらしく見える。
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
わたしだってこれ程の
係恋
(
あこがれ
)
の力で、またとない
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
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恋愛もなければ、
係恋
(
あこがれ
)
もない。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
多分疲れたのと、夜の寒さと戦つたのと、今一つは深い霧を冒して寂しい夜道をさまよつて、人懐しい
係恋
(
あこがれ
)
の情を起してゐるのとに依つて、この憂愁の趣は現はれてゐるのだらう。
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
その時
恵
(
めぐみ
)
ある不可思議な
係恋
(
あこがれ
)
が775
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
係
常用漢字
小3
部首:⼈
9画
恋
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
“係”で始まる語句
係
係蹄
係累
係合
係官
係医
係員
係数
係數
係構