“あくがれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
憧憬50.0%
惝怳25.0%
遊行25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんの涙か、憧憬あくがれの孤寂の闇の椶櫚しゆろの花
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
あをくたたまれた海の夢が、とほい惝怳あくがれを乗せて万里の潮を、しろくあげてゐる。
(新字旧仮名) / 高祖保(著)
いるれば第一お目の毒なれば戸外おもてへ出て爛漫たる櫻のさかり山水のながめもとより四方よもの人が花に遊行あくがれさけに醉ひ打戲るゝ景状ありさまを御覽にならばお目の藥と再度ふたゝび言はれて氣色けしきばみ忠兵衞夫等を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)