“しょうきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
惝怳40.0%
勝郷20.0%
小橋20.0%
尚亨20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えがいた当人も自然界の局部が再現したものとは認めておらん、ただ感興のした刻下の心持ちを幾分でも伝えて、多少の生命を惝怳しょうきょうしがたきムードに与うれば大成功と心得ている。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
辰勝の嫡子重光ちょうこうは家を継いで、大田原政増、清勝せいしょうに仕え、二男勝重しょうちょうは去って肥前ひぜん大村おおむら家に仕え、三男辰盛しんせい奥州おうしゅうの津軽家に仕え、四男勝郷しょうきょうは兵学者となった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
画は青緑せいりょく設色せっしょくです。たにの水が委蛇いいと流れたところに、村落や小橋しょうきょうが散在している、——その上に起した主峯の腹には、ゆうゆうとした秋の雲が、蛤粉ごふんの濃淡を重ねています。
秋山図 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
当時具志川ぐしかわ王子尚亨しょうきょうという賢相があって政治をっていましたが、よほどの道徳家で時の人はこれを聖人と称えていました。
琉球史の趨勢 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)