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憬
ふりがな文庫
“憬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あこが
75.0%
こが
12.5%
あこ
6.3%
あこがれ
6.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あこが
(逆引き)
けれど皆祖父母や親達の口から、
西京
(
さいきやう
)
と云ふ大きい都、美くしい都の話だけは聞いて居て、多少の
憬
(
あこが
)
れを持つて居ない者はないのです。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
憬(あこが)の例文をもっと
(12作品)
見る
こが
(逆引き)
彼女は諦めながらもやはり林之助に
憬
(
こが
)
れぬいていた。男がこの頃ちっとも寄り付かないのを、彼女は病気になるほど怨んでいた。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
憬(こが)の例文をもっと
(2作品)
見る
あこ
(逆引き)
その妙な思いというのはこうだ——おれがあんなに度々あんなに熱心に
憬
(
あこ
)
がれた夢が、今実現された。おれはついに申し分のない幸福な心持を味わったのだ。
幻想
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
憬(あこ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
あこがれ
(逆引き)
丁度お前が
浮世
(
うきよ
)
の
榮華
(
えいぐわ
)
に
憬
(
あこがれ
)
てゐるやうに、俺は智識慾に
渇
(
かつ
)
してゐる………だから社交も
嫌
(
いや
)
なら、芝居見物も嫌さ。家を
賑
(
にぎやか
)
にしろといふのは、
何
(
なに
)
も人を寄せてキヤツ/\と
謂
(
い
)
ツてゐろといふのぢやない。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
憬(あこがれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
憬
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“憬”を含む語句
憧憬
憬慕
希求憧憬
憧憬家
憧憬心
憧憬者
憧憬讃美
敬憬
“憬”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
三島霜川
九鬼周造
モーリス・ルヴェル
与謝野寛
与謝野晶子
蘭郁二郎
正宗白鳥
中井正一
岡本綺堂