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とりおろ
ふりがな文庫
“とりおろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
取下
57.1%
取卸
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取下
(逆引き)
何でも昨日の朝とかから、親鳥は餌を運び始めていたというが、私はとうとう様子を見ずにしまった。そんな小さな目も見えぬものを、彼等は
取下
(
とりおろ
)
してどうしたというのであろうか。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
取下
(
とりおろ
)
し、あはや打碎かんとす。楓はおどろきて取縋る。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
とりおろ(取下)の例文をもっと
(4作品)
見る
取卸
(逆引き)
こは
過
(
すぐ
)
る日八重わが書斎に
来
(
きた
)
りける折書棚の
草双紙
(
くさぞうし
)
絵本
(
えほん
)
の
類
(
たぐい
)
取卸
(
とりおろ
)
して見せける
中
(
なか
)
に
豊国
(
とよくに
)
が絵本『
時勢粧
(
いまようすがた
)
』に「それ
者
(
しゃ
)
」とことわり書したる女の前髪切りて
黄楊
(
つげ
)
の
横櫛
(
よこぐし
)
さしたる姿の
仇
(
あだ
)
なる
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
見て心中に
點頭
(
うなづき
)
時分は
宜
(
よし
)
と獨り
微笑
(
ほゝゑ
)
み
傍
(
あたり
)
を見廻せば
壁
(
かべ
)
に一筋の
細引
(
ほそびき
)
を掛て有に是
屈竟
(
くつきやう
)
と
取卸
(
とりおろ
)
し前後も知らず
寢入
(
ねいり
)
しばゝが首に
纒
(
まと
)
ひ難なく
縊
(
くゝ
)
り殺し
豫
(
かね
)
て
認置
(
みおき
)
し二品を
奪
(
うば
)
ひ
取
(
とり
)
首に纒ひし
細引
(
ほそびき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
とりおろ(取卸)の例文をもっと
(3作品)
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