トップ
>
取下
>
とりおろ
ふりがな文庫
“
取下
(
とりおろ
)” の例文
過
(
す
)
ぎがてに
愛
(
あい
)
ちやんは、
棚
(
たな
)
の
一
(
ひと
)
つから一
個
(
こ
)
の
甕
(
かめ
)
を
取下
(
とりおろ
)
しました、それには『
橙糖菓
(
オレンジたうくわ
)
』と
貼紙
(
はりがみ
)
してありましたが、
空
(
から
)
だつたので
大
(
おほ
)
いに
失望
(
しつばう
)
しました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
五助は身を
捻
(
ひね
)
って、
心覚
(
こころおぼえ
)
、
後
(
うしろ
)
ざまに棚なる小箱の上から、
取下
(
とりおろ
)
した分厚な一
綴
(
てつ
)
の註文帳。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何でも昨日の朝とかから、親鳥は餌を運び始めていたというが、私はとうとう様子を見ずにしまった。そんな小さな目も見えぬものを、彼等は
取下
(
とりおろ
)
してどうしたというのであろうか。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
取下
(
とりおろ
)
し、あはや打碎かんとす。楓はおどろきて取縋る。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付