“とうひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
唐檜80.0%
唐櫓5.0%
投卑5.0%
討匪5.0%
逃避5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人らしい人のしまのシャツが唐檜とうひの向うでチラッとします。園丁はそっちを見かすかに笑い何かいかけようとします。
チュウリップの幻術 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
中にも大江川に沿うたものが最も広く、次第に隆起して、エゾ松、唐檜とうひなどの侵入した焼山峠の南に続く高原に移り行くのである。
つが白檜しらべ唐櫓とうひ黒檜くろべ落葉松からまつなどで、稀にさわら米栂こめつがを交え、白樺や、山榛やまはんの木や
谷より峰へ峰より谷へ (新字新仮名) / 小島烏水(著)
唯だ富人の手に任せて輕く投卑とうひするときは、そのたまものは貧人心上の重荷となるを奈何いかにせん。
討匪とうひ将軍の印綬いんじゅをおびて、遠く洛陽らくようの王府から、黄河口の広宗のに下り、五万の官軍を率いて軍務についていた中郎将盧植ろしょくは、
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ゆうべから彼は寝ていない。一すいのひまをぬすむこともできなかったのである。そこでさっきから独りここへ逃避とうひして、柱の下に背をもたせかけたまま、よいこころもちで居眠っていたのであった。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)