“づな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
80.0%
図太6.7%
圖無6.7%
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、そのあたりは、とてもとても深いので、どんなに長いいかりづなをおろしても、底まで届くようなことはありません。
真個ほんと図太づない口の利きやうを為る。だから省吾は嫌ひさ。すこし是方こちらが遠慮して居れば、何処迄いゝ気に成るか知れやしねえ。あゝ必定きつとまた蓮華寺へ寄つて、姉さんに何か言付けて来たんだらう。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
わし折々をり/\はらってもますのぢゃ、パリスどのゝはうが、ずっとをとこぢゃとうてな。すると、ほんことぢゃ、ぢゃう眞蒼まっさをかほにならっしゃる、圖無づな白布しろぬののやうに。
一本は、両方のはしが、しっかりしばってある索道で、もう一本は、その索道にはめてある、索の輪を動かすための、かよづなである。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)