“たんざくがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
短冊形72.7%
短冊型9.1%
短册型9.1%
短册形9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「細かい字で書けるだけ一面に書いて下さい。あとから六字ずつを短冊形たんざくがたってかんの中へ散らしにして入れるんですから」
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
硝子箱の中には、沢山の白い短冊型たんざくがたの紙がピンで刺してあった。
(新字新仮名) / 海野十三(著)
それからまた石斧せきふうちに、みがいてつくらずして、たゞいしちわつてつくつたごくあら粗末そまつをのがあります。それには細長ほそなが短册型たんざくがたのものもありますが、ときには分銅型ふんどうがたのものもあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
おつぎは庭葢にはぶたうへむしろいてあたゝかい日光につくわうよくしながら切干きりぼしりはじめた。大根だいこよこいくつかにつて、さらにそれをたてつて短册形たんざくがたきざむ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)