“たには”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丹波50.0%
旦波50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またちか淡海あふみ御上みかみはふりがもちいつくあめ御影みかげの神が女、息長おきなが水依みづより比賣に娶ひて、生みませる子、丹波たには比古多多須美知能宇斯ひこたたすみちのうしの王、次に水穗みづほ眞若まわかの王、次に神大根かむおほねの王
次に山代やましろ大筒木眞若おほつつきまわかの王、同母弟いろせ伊理泥いりねの王が女、丹波の阿治佐波あぢさは毘賣に娶ひて、生みませる子、迦邇米雷かにめいかづちの王、この王、丹波たには遠津とほつの臣が女、名は高材たかき比賣に娶ひて、生みませる子
次に室毘古むろびこの王は、若狹の耳の別が祖なり。その美知能宇志みちのうしの王、丹波たにはの河上の摩須ます郎女いらつめに娶ひて、生みませる子、比婆須ひばす比賣の命、次に眞砥野まとの比賣の命、次におと比賣の命、次に朝廷別みかどわけの王四柱。
旦波たには比古多多須美智能宇斯ひこたたすみちのうしみこが女、名は兄比賣えひめ弟比賣おとひめ、この二柱の女王ひめみこ、淨き公民おほみたからにませば、使ひたまふべし」
大毘古おほびこの命高志こしみちに遣し、その子建沼河別たけぬなかはわけの命をひむがしの方十二とをまりふたに遣して、そのまつろはぬ人どもを言向けやはさしめ、また日子坐ひこいますみこをば、旦波たにはの國に遣して
若倭根子日子大毘毘わかやまとねこひこおほびびの命春日かすが伊耶河いざかはの宮にましまして、天の下治らしめしき。この天皇、旦波たには大縣主おほあがたぬし、名は由碁理ゆごりむすめ竹野たかの比賣に娶ひて、生みませる御子、比古由牟須美ひこゆむすみの命一柱。