“たてま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
奉40.0%
上30.0%
建増20.0%
建廻10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切害仕り候に聊(いさゝ)か相違無之(これなく)恐入(おそれいり)奉(たてま)つり候之に依て如何樣の御仕置に仰付られ候とも御領主樣(ごりやうしゆさま)へ對し御恨(おんうらみ)は少も御座なく候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それが其頃大阪に居た慶喜公の耳に聞えた。そこで公は心大(おほい)に平(たひらか)ならず、更に薩長彈劾の奏を上(たてま)つる、さアそんな事を聞くと江戸でもじツとしては居られない。
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園、塚原蓼洲(著)
そしてその翌朝は、そこのとなりの、新らしく建増(たてま)した物置きへ椅子や卓(テーブル)を運んでいったのであった。つい隣りの台所では下女(げじょ)が焚(た)きつけはじめていたということである。
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
(もとに立戻(たちもど)りて、又薄(すすき)の中より、此のたびは一領の天幕(テント)を引出し、卓子(テエブル)を蔽(おお)うて建廻(たてま)はす。三羽の烏、左右より此を手伝ふ。天幕(テント)の裡(うち)は、見(けん)ぶつ席より見えざるあつらへ。)お楽(たのし)みだわね。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)