“たてまつり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
凌暑りょうしょの候起居ますます御佳迪ごかてき欣勝たてまつり候。然れば先日ハ両度の朶雲だうん謝し奉候。五翁観蓮の儀宜しく御取計らひ、例年は百ぴきに候所此度製本等差越し候故弐百疋とリキミ申候。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
前にたてまつりりて、諸藩を削るをいさめたる高巍こうぎは、言用いられず、事ついに発して天下動乱に至りたるをなげき、書をたてまつりりて、臣願わくは燕に使つかいして言うところあらんと請い、許されて燕に至り
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
書を燕王にたてまつりりたり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
太郎、夜の明くるを待ちて、大宮司のみたちに来り、しかじかのよしを申し出でて、此の太刀を見せ奉るに、大宮司驚きて、是なん大臣殿おほいどのたてまつり物なりといふに、助聞き給ひて、なほせし物問ひあきらめん。