“ぜんみやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
前名100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然程さるほどに大岡越前守殿には段右衞門前名ぜんみやう畔倉重四郎一けんに付享保きやうほ十一年十二月みぎかゝり合の者共一どう白洲しらすよび出され夫々それ/″\に其罪科ざいくわを申渡されける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
バウル・ゴーガンなどのるゐで、前名ぜんみやうすなは個人こじんのキリスト教名けうめい後名こうめいすなは家族名かぞくめいである。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
印度いんど地理上ちりじやう東洋とうやうぞくするが、民族みんぞくがアールヤけいであるから、矢張やはさきにしせいあとにする。ラビンドラナート・タゴールといへば、前名ぜんみやうすなは個人名こじんめいで、後名ごめいのタゴールは家名かめいである。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
引出ひきいださせ大津屋段右衞門事前名ぜんみやう畔倉重四郎とよばれ其方は當月たうげつ二日のすゞもりにて幸手宿の三五郎と申す者を殺害せつがいせし趣きつゝまず白状致せと申されければ段右衞門おもてたゞし私し儀三五郎と申す者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)