“まへな”の漢字の書き方と例文
語句割合
前名100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
證據しようこに大津屋段右衞門と申立るや不審ふしん至極しごくなりとありければお文は恐れながら申あげますみぎ藤澤宿大津屋段右衞門と申者は前名まへな畔倉重四郎と名乘筑前ちくぜんの浪人にて私しの村方へ先年中せんねんちうより參りて幸手宿に住居いたしをつと三五郎とは博奕かけごと仲間なかまにて日來ひごろ心安くわたくし方へも日々にち/\立入たちいりり候所心立宜しからぬ者にて先頃同宿の穀屋平兵衞と申す者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)